「子ども側に寄り添って」を合言葉にしている、子ども中心のサッカークラブです。
子どもの主体的な活動を通じて、サッカーを楽しみます。子どもから大人がサッカーを奪ってしまわないように。
サッカーはスポーツです。スポーツはPLAYするもの。PLAYとは遊び。
スポーツは楽しい遊びです。本気で遊んで、笑って、泣いて、子どもも大人も一緒になってサッカーというスポーツを楽しみましょう。
1つのスポーツのみに没頭すると価値観が固定されてしまうことがあります。サッカーも一生懸命しますが、サッカー以外にも「世界」があることを知ることも、この年代の子どもたちにとって大切なことです。他のスポーツを体験したり、社会に触れる活動をしたり、新しいことに挑戦したり、不慣れなところに出向いたり。子どもたちの「世界」を拡げる。
また、「サッカーだけじゃないサッカークラブ」として、翼イレブンサッカークラブではもちろんサッカーも一生懸命プレーしますが、月に1度のスポーツDay(サッカー以外のスポーツ体験)やアクティビティ(体験型プログラム)、ワークショップ(講師を招いた講習)を通じて、豊かな感性をもった人間形成を目指します。
8月は「オフ」です。会費も頂きません。真夏に無理して炎天下で活動することは熱中症のリスクが高くなるだけでなく、身体的には「成長の阻害(身長の伸びしろを減らす)」や、精神的には「燃え尽き症候群(中・高校生でサッカーを辞めてしまう)」など、子どもたちの将来に大きな影響を及ぼす可能性があります。
サッカーは生涯スポーツとして楽しめるスポーツです。スポーツ全てにいえます。プロサッカー選手を目指すような「競技スポーツ」へのチャレンジは、本人の「意思」が明確になってから移行していけば良いと考えています。プロサッカー選手になれるのは2万人に1人といわれている狭き門。全員がプロサッカー選手にならなければいけないのではなく、目指したい人が目指すもの。プロでなくともサッカーとは誰もが一生涯楽しめるものです。
翼イレブンサッカークラブでは、プロサッカー選手を目指すにしても、一生涯スポーツを楽しむにしても、子どもたちの将来にとって「自ら考えて行動できる人である」ことがとても大切なことであると考えています。
「子どもの主体的な活動を通じて、」の一文は、まさに翼の「らしさ」の表現です。そしてその後に「、サッカーを楽しむ」とあるのは、サッカーはサッカーなので、サッカーを教育の一環などには利用せず、サッカーをスポーツとして楽しみ、また原理原則を学ぶことでその奥深さをしってよりサッカーを好きになって欲しいという意味が込められています。確かにサッカーを通じて学べることは沢山あります。しかし、サッカーを通じて礼儀を学ぶ、などとしていまうことで、本来のサッカーの本質から外れた、つまりサッカーのプレーと関係のない事柄(監督の暴言・暴力、軍隊的な行動)に繋がってしまいます。
サッカーはサッカー。単純で奥深く、だからこそ世界中で最もPlayされているスポーツなのです。
翼イレブンサッカークラブが子どもたちにとって、安心して自分らしく居られる場所でありますように。毎回ワクワクして参加できるチームでありますように。卒団した子どもたちが未来へ羽ばたいていけるクラブでありますように。
翼で一緒に楽しみましょう!